会津の贈り物

33歳で、父と共に会津地鶏の養鶏を始めました。

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会津地鶏試食会

2010年4月10日

今日、”会津地鶏ブランド拡大戦略会議設立総会”なるものに出席してきました。
会津地鶏の生産、加工、開発、流通、販売、行政の連携を強化し、知名度の向上、販路拡大を図ろうという会議です。
で、その流れの一環ですが、先日ヴィラ猪苗代で”地元産餌飼育による会津地鶏の試食会”がありました。
どういうものかと言うと、現会津地鶏の餌は、配合飼料、つまり海外から輸入したトウモロコシや大豆が中心になっています。
この餌を、会津で生産された、例えば飼料米(味は美味しくないが、量が取れる米)や大豆かす(醤油や味噌を作るときに出るかす)、米糠などを中心としたものに変えて行けないか。
まず、それらの値段。そして鶏の成長具合。産卵率などが重要になってきます。
今回は、肉用会津地鶏に特化して実験を行ったのですが、なぜかうちに会津農林事務所からその依頼が来まして、うちの鶏舎で実験が行われました。
1つは配合飼料100%
2つ目は配合飼料20%、地元産80%
3つ目は地元産100%
体重の結果は、配合飼料100%が一番良い。地元産100%が一番悪くなりました。
で、味。
これを、生産者、実需者など20名程度で試食判断してきました。
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結果
もも肉、むね肉共に、1位が地元産100%
2位が配合飼料20%、地元産80%
3位が配合飼料100%でした。
実は当日、発表されなかったのですが、餌の金額は地元産100%が一番安く(但し、現在助成金が出ている状況で)、体重に対する値段をつけると、地元産100%が一番効率が良いとのことでした。
しかし、味は本当に地元産美味しかった。
配合飼料100%は、かすかに苦味があり、地元産100%になると、それが全くなかった。
食べ物で、こんなに変わるのね(^_^;)
その後、会津地鶏を使った創作料理的な感じのものがぞろぞろ
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会津地鶏の蒸し鶏 アスパラガス酢がけ
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会津地鶏の蒸し鶏ロール
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会津地鶏の鶏胸肉のフルーツソースがけ
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会津地鶏のスープ
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会津地鶏のツクネハンバーグ
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鶏雑炊
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大熊町のキウイと北会津の紅ほっぺとお楽しみアイスクリーム
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なんかこんな、創作料理コースなんて食べたの初めてで、とっても楽しかった(^^)
会津地鶏の鶏胸肉のフルーツソースがけが一番おもしろく、会津地鶏のツクネハンバーグが一番美味しかった(~o~)

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